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絵本 読み聞かせ おすすめ 【はちうえはぼくにまかせて】 少年よ、いい仕事してるぜ。



はちうえはぼくにまかせて (世界こども図書館A)

ぼくのこどものころの

たいくつだったおもいで。


日曜日のひるすぎ

おもしろいテレビもなく

ひまをもてあまして

家のまえの空き地を自転車で

ふらふら。

そのとき電線にとまる

はとの

「ぽぽっぽー、ぽぽっぽー」

という鳴き声が

たいくつなけだるさに

さらに拍車をかけるのでした。


そんなとき

こんな絵本をよんだら

わくわく

しただろうなとおもいます。



「はちうえはぼくにまかせて」のトミーは

おとうさんの仕事が忙しくて

なつやすみにどこへも連れていって

もらえないかわりに

「なんでもすきなことをやっていい」

といわれて

なつやすみに旅行へいく近所のひとの

はちうえを預かる「しごと」を

はじめます。



それは

はちうえの世話がじょうずな

トミーがおもいついた

とてもわくわくすること

だったのでしょう。


はちうえを

いっしょうけんめいに

世話していると

どんどん大きくなっていきます。


そのときトミーは

単純によろこんでいたのではなく

大きくなりすぎることを

心配していたのでしょう

大きくなりすぎたはちうえが

家をこわす夢をみます。


そこで

植物の本を

かたっぱしから開いて

伸びすぎた枝を

切る方法を学び

切り落とした枝を

挿し木する方法も

知ります。


そして

預かった時よりも

すてきにして

旅行から帰ってきた

近所の人にかえして

お金をもらいます。

挿し木のちいさなはちうえは

こどもたちにあげて

おおよろこびされます。


こんなふうに

トミーが体験した

「ひとによろこんで

もらってうれしかった」

「問題をみつけて解決した」

ことはずっと記憶に残ります。

そして

将来、しごとのことを

考える時

かならず自分の軸になり

じぶんが進む方向を

示してくれることになります。



たいくつな時間を

たのしい時間にすることは

いまの世の中では

たくさんあります。


ぼくなんかすぐに

スマホで犬の動画とか

見ちゃいますが・・・


なんとか自分の力で

今の状況を変えようと

行動することが

大事だと

この絵本のトミーが

教えてくれていると思います。



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