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絵本 よみきかせ おすすめ 【よるのむこう】 帰省する絵本



よるのむこう


絵本を開くと

一人暮らしをしながら

働きだして間もない頃を

おもいだします。


夜勤明けにある

月に一度の連休に

故郷に帰ることが

待ち遠しく

仕事が終わったあと

寝るのももどかしく

夜のうちに

移動してしまおうと

車を走らせました。



よるのむこう

「とおりすぎていく まよなかのまち

さようなら」


「やがてそこは なつかしいくにのいりぐち」


「うみをながめる ずっとかわらないうみ」

「もうすぐ きときを 

くぐってあるけばみえてくる

ちいいさないえ」



故郷にかえって

海とかが

見えればよかったのですが

ぼくの故郷は

海なし県で

これといって

心ときめくような

故郷にかえってきたという

象徴的な風景はありませんでしたが

それでも

ついこの間まですごしていた

今までと何も変わらない

時の中ですごす

つかの間の時間が

なんとも心地よく

うれしかったのでした。


今はこのような状況で

この夏休みは故郷に帰らない

という人が多いという記事をみました。


そんなとき絵本をひらいて

また以前のように

安心して故郷に帰れることを

願いつつ

あの頃

夜中に車を走らせた

高揚感をおもいだします。












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