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だがしかし2

だがしかし



プロカウンセラーの聞く技術


「人は聞き上手になりたい」

しゃべることよりも

聞くことの大切さが

世間一般では強調されています。

その証拠に人は

「しゃべりすぎた」という反省は

よくするけど

「聞きすぎた」という反省は

ほとんどしない。


人間関係は相互理解から

成り立っています。

人は真実の人間関係

嘘のない人間関係

信頼のできる人間関係をもちたいと

つねづね思っています。

そのためには、

相手の話を聞くことが

必要になってきます。

聞くといっても、

ただ漫然と耳に入れるのではなく

相手を理解することが大切と

おおよそこの本には

このようなことが書いてあります。



目次には「聞く技術」が

短い言葉で並びます。

その中からすこし技術を

選んで紹介します。



「相手のはなしに興味をもつ」


自分の気持ちや感情によって

相手の話を聞くことは

共感ではない。

共感とは、

相手の気持ちで話を聞くこと

自分の気持ちで聞くと

どこかで相手の気持ちとズレが生じる


素直に聞くのが極意


素直に聞けないのは

自分の感情が相手のそれに混合してしまうから

相手の意見は、相手の意見であり

自分の意見ではない


話し手の波に乗る


あなた自身、誰かに話をしていて

「でも」とか「しかし」とか言われると

聞いてもらっている感じが半減し

反対されているように感じると思います。

だから相手の話を聞くときは

流れに逆らわずに

逆説の接続詞を言わないこと。

反対の意見を言いたいときも

どうして相手はそのように思うか

その話をしたいかを考えてみる。



このように聞くことができたら

すばらしい聞き上手の人になれる。


この聞き上手ということ

自分自身を振り返ってみると

つい「いや、でも」なんて

言ってしまうことって

心当たりありまくりです。



そしてもっとすごい心当たりが・・・


それが「だがしかし」です。


だがさんとしかしさん

おじさん二人が

なかよくたびにでるのですが・・・

ゆく先々で

「だが」 「しかし」と

お互いの言うことを否定しまくります。

そして最後はとうとう怒り出して

けんかになってしまいます。


聞く技術がまるでできていない

だがさんとしかしさん

まるでだめです。

聞く技術をもっと勉強しなくては。


だがしかし・・・

「これはわらえる。アハハハハ」

と突然相手の言うことを

認めはじめるふたり。

それからは空から

景気よくダルマがふりだし

おばけラクダにまたがり

なかよく温泉へと

たのしい旅になりました。

いったいふたりに何が・・・


人間関係は

相互理解から成り立っている。

だから相手の話を否定しないで聞く

「だが」とか「しかし」とかの

否定的なことは言わない

だがしかし

否定したことをまた否定できる言葉も

だがしかし。

聞く技術を意識をしても

ときには言ってしまうことは

あると思います。

そんなときはもう一度

だがしかしって言えばいいんです。

そうすれば、

「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、

ヨイ、ヨイ、ヨイ」と

すべてがうまくまわりだす!?

だがしかし

いい言葉です。

よかったらときどき絵本をひらいて

「聞く技術」の習得に励みませんか。









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