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絵本 読み聞かせ おすすめ 荒井良二 【こどもたちはまっている】 絵本からのここちいいノイズ。



こどもたちは まっている (亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉3)


先週の土曜日

「クレヨンハウス 子どもの本の学校」 

荒井良二さんの講演会に

Zoomで参加させていただきました。


荒井良二さんはラジオ好きで

聞くのも出演してしゃべるのも

だいすきなのだそうです。

「BGMとしてラジオが

ながれているのがいい」

「ノイズがすき」

「ノイズを絵本の中に描きたい」と

おはなししてくれました。

講演会がおわったあと

さっそく「こどもたちはまっている」を

ひらいてみました。


やはり荒井良二さんの絵本をひらくと

スーと絵の世界にひきこまれます。

ぼくにとってそれはいつまでも

みていたいというような感覚なのですが

何かにくぎ付けになるような

感じではありません。


いつまでもみていたい感覚

それは

今回荒井良二さんがおっしゃっていた

絵本の中からのノイズ、

ここちいいノイズなのかなと感じました。

そんなここちいいノイズにつつまれ

「ぼくの絵本は子ども向けというより

ちょっと引いてみているなあと

おもっている」

「今の子ども、前の子ども、

むかしの子ども、人間すべてに

向けて絵本を描いている」という

荒井良二さんのことばを感じます。

「こどもたちはまっている」


そういえば

おとなになったぼくは

「まってないな~」と

子どものころは確かに

夏のあつい日ざしも、冬の日の雪も

道の向こうからやってくる

爆音をとどろかせるくるまも

まっていました。


ぼくもまたあのころのように

絵本のなかの

ここちいいノイズにつつまれながら

まってみよう

きっとそのさきに

いいものがまっているのに

ちがいありません。









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