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【絵本式生活】 おすすめ絵本 読み聞かせ 谷川夏樹 【うみのみちしるべ】 海峡へ船と航路標識を見に行きたくなる本。

うみのみちしるべ

うみのみちしるべ  かがくのとも 2021年2月号


「どうろとちがって

うみのうえにはとおりみちが

かかれていません。

くらいよるのうみでどうやって

あんぜんなこうろがわかるのでしょう」


という海上の交通ルールについて

すごく重要ではあるけど

なかなか普段は知ることがない

専門的な内容を絵本でおしえてくれます。


夜の海を出港した船はやがて

まえをゆく遅い船を

追い抜くことに。


しかし船は車のような感覚で

さっと追い越しできません。


早め早めに先を予測して

スローにコントロールしていくという

船のスピード感、

コントロール感というものを

あらためて実感できて

うれしくなります。




そんなことを思っているうちに

だんだんとまえに

狭い海峡が迫ってきます。


だから海峡の入り口までには

追い越しきらないといけません。


船は海上の航路標識を左にみて

しっかりルールを守りながら

ゆっくりとジワジワと

遅い船を追い越していきます。


そんなふうにまるで自分が

操船しているかのように

スローな緊張感が味わっていると

船は海峡手前で

きっちり遅い船を追い越し

明け方いよいよ海峡にさしかかります。


狭い海峡は潮流が速いので

潮流信号所というのがあって

潮の早さをしめす数字が示される

信号があります。


ぼくはこれを

関門海峡で見たのを思い出し

絵本での再会にうれしくなりました。

あのときは「あれは何かな?」と

疑問に思っていましたが

航路標識をみながら

ここまで船を進めてきて

意味がわかってくると俄然

航路標識に興味が出てきます。


なので

いつかまた関門海峡で

目の前を行き交う

船と航路標識をながめて

海上の交通ルールを解釈しながら

「そうそう、やっぱそこ行くよね」

なんて言いながら

フグでも食べたいなと思いました。

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